2012年10月18日
Keywords: 再生可能エネルギー
2010年度末の日本国内の累積設備容量は326万kWとなっており、1990 年比で約6.7倍増加していますが、比率では一般廃棄物発電が54.9%、産業廃棄物発電が35.6%と、廃棄物発電がその90%以上を占めています。
割合は少ないものの、地域再生可能エネルギーとして期待されている木質バイオマス発電や食料・畜産等によるバイオマス発電も、2002年以降急激な伸びを見せていますが、森林の木質バイオマスを活用した発電は、8% 程度に留まっており、林業の活性化や国産材の積極的な利用による森林バイオマス資源のカスケード利用が強く望まれています。また、発電と共に熱利用を行うコジェネレーションも重要とされています。
参考資料:
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