エネルギー・地球温暖化

2012年06月28日

 

北九州市 スマートコミュニティ創造事業の海外展開に向けた調査開始

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

北九州市は2012年3月14日、同市のスマートコミュニティ創造事業の海外輸出第1号として、インドネシア・スラバヤ市において、天然ガスコジェネレーション発電を中心に事業化に向けた調査を開始すると発表した。インフラ・システムの輸出促進を目指す政府の調査事業に新日鉄エンジニアリングなどと共同で応募し、採択された。

同市は2010年度から、八幡東区において実証実験「スマートコミュニティ創造事業」を進めており、天然ガスを用いた高効率なコジェネレーション発電はその中核の一つ。今回の計画では、その実証の成果を踏まえ、2012年3月から約1年かけて、スラバヤ市内の工業団地においてコジェネレーション発電の事業化の可能性、各工場の省エネ策などを調査する予定。

同市はこれまでもスラバヤ市に対して「生ごみコンポスト化事業」「コミュニティ地区での排水処理」「浄水供給事業」等の技術支援を行ってきた。同市では、今回の事業採択により、両市間において、エネルギー、廃棄物、排水、飲料水といった都市インフラに関する重要要素を包含した都市パッケージ輸出の形が整うことになる、としている。

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登録日時:2012/06/28 06:00:15 AM


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