エネルギー・地球温暖化

2012年06月06日

 

北九州市役所にて薄膜太陽光発電の実証実験始まる

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

JFS/Thin-Film Solar Test Commenced at Kitakyushu City Hall
Copyright 北九州市


北九州市役所本庁舎に初の太陽光発電設備として薄膜太陽光発電パネルが導入され、2012年2月6日に実証実験が開始された。発電電力利用方法の検討や効果の検証を行う。

今回導入されたのは、三菱化学製のロールスクリーン式(試作品)とアルミ基盤一体型の2種類で、軽量で既存建物の構造や外装に変更を加えることなく設置可能なもの。5階会議室の窓にシート状のロールスクリーン式を8本、南玄関のひさしにアルミ基盤一体型を20枚設置した。それぞれ定格最大出力は、0.74kwと0.99kwとなっており、合わせて蛍光灯27台分に相当する。

発電した電力は会議室内のLED照明や本庁舎内の電力に利用される予定で、今後三菱化学と協同してデータ収集を行っていく考え。

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登録日時:2012/06/06 06:00:15 AM


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