エネルギー・地球温暖化

2011年11月27日

 

LED街灯などの普及を後押し、低料金区分を設定

Keywords:  省エネ  企業(非製造業)  政策・制度 

 


電力10社(北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄)は2011年9月12日、新たに10ワットまでの電灯に適用する料金区分を設定することとし、設定に関わる認可申請を経済産業大臣に行ったことを発表した。

省エネや節電のためにLED照明や有機EL照明などの高効率かつ小容量の照明の開発が進み、導入の拡大が期待されているが、これに対応する料金体系となる。定額電灯(看板灯やアパートの共用灯等)、公衆街路灯A(街路灯、交通信号灯等)では1灯当たりの月額料金を定めているが、従来は沖縄電力を除き、「20ワットまで」が最小区分であった。

新料金では、「20ワットまで」を「10ワットまで」と「10ワットをこえ20ワットまで」に分割し、「10ワットまで」を低額に設定し、他の区分は従来通り。沖縄電力は「10ワットまで」と「10ワットをこえ20ワットまで」を新設した。各社で料金は異なるが、東京電力の場合、「10ワットをこえ20ワットまで」の定額電灯121.26円、公衆街路灯A108.66円に対して「10ワットまで」は、それぞれ84.78円、75.33円。適用開始予定日は2011年12月1日。

登録日時:2011/11/27 06:00:15 AM

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