NECグループ、従業員家庭に節電支援サービスを提供

日本電気（NEC）は2011年６月20日、家庭向け節電支援サービス「BIGLOBEエコバード Home」を７月から2012年度末までにNECグループ従業員１万世帯に順次導入し、夏場の電力ピークカットや継続的な節電活動の支援を開始すると発表した。

NECグループでは、店舗・オフィスなどにおける電力・水・ガスの使用量をウェブサイト上で見える化し、企業の省エネ活動を支援する「BIGLOBEエコバード」をクラウド型サービスとして提供している。「BIGLOBEエコバード Home」は、同サービスを一般家庭向けにカスタマイズしたもので、一般家庭の省エネ活動を支援したいという企業や自治体向けに８月下旬より販売開始する。

導入家庭の分電盤には無線通信を行う計測センサーが設置され、ブロードバンドルータを通して１時間毎の総電力使用量がサーバへ送信される。利用者はウェブサイト上で、電力使用量の変動をグラフで確認できるほか、前日の省エネ達成率を把握できる。また、消費電力が前週のピーク電力を越えると、アラームメールが配信される。これにより、家庭での取り組み成果が見える化し、意識の向上、効果的な節電につながる。

登録日時：2011/09/09 06:00:15 AM