2011年09月05日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 省エネ
2011年の夏、ピーク電力使用量の削減が求められているが、電力不足が企業に与える影響は大きく、その対策は重大課題となっている。そんな中、クラウドを利用することにより、複数拠点の電力使用状況を一括管理し、きめ細かく「見える化」することで従業員の意識を高め、全体の電力使用量削減の影響を最小限に抑えるサービスが各社から発表された。
NECビッグローブは、電力、水、ガスなどのエネルギー使用量をウェブサイト上で「見える化」し、企業の省エネ活動を支援する「BIGLOBEエコバード」を2011年5月18日より販売開始した。拠点毎のエネルギー使用量を計測し、使用実績、目標値との差異などを「見える化」することで、実績や省エネ効果が簡単に把握できる。従業員一人ひとりが積極的に省エネ活動に参加できる環境を実現する。
東芝および東芝ソリューションは、組織全体の使用電力をリアルタイムに「見える化」する「使用電力見える化クラウドサービス」の営業活動を2011年5月19日から本格的に開始した。各拠点の電力使用量を1分から30分周期で測定し、自動集計することにより、全体の電力の使用状況の「見える化」を実現する。
広島市の「環境情報の見える化」、市内の高校・大学が協力(関連のJFS記事)
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登録日時:2011/09/05 06:00:15 AM
(NECビッグローブ)節電など企業の省エネ活動を支援する「BIGLOBEエコバード」の提供を開始
http://www.biglobe.co.jp/press/2011/0518-1.html
(東芝)工場やビルの使用電力量をリアルタイムで収集する「使用電力見える化クラウドサービス」を発売
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_05/pr_j1901.htm