交通・モビリティ

2011年02月15日

 

日通、アジアでクラウドプラットフォームを活用した物流CO2削減インフラ調査へ

Keywords:  交通・モビリティ  企業(非製造業)  地球温暖化 

 

JFS/Nippon Express to Study CO2 Reductions in Asian Freight Industry Using Cloud Computing
Copyright 日本通運株式会社


国内物流大手の日本通運は2010年10月25日、子会社の日通総合研究所を通じて行っている「クラウドプラットフォームを活用した物流CO2削減インフラのアジア展開プロジェクト」の調査事業が、経済産業省の「2010年度地球温暖化対策技術普及等推進事業」第2回公募事業として採択された、と発表した。

地球温暖化対策技術普及等推進事業は、日本が有する環境技術のノウハウを海外展開することで削減できる温室効果ガス排出量を、二国間・多国間の取引を通じて日本の排出削減量として換算できるような、新たな仕組みの構築を目指すもの。

成長著しいアジア地域では、トラック貨物取扱量が近年増加しており、物流での環境負荷の低減が重要な課題となっている。また、トラック物流では、温室効果ガス排出源が車両毎であるため、排出量データの収集がこれまで困難であった。

今回採択された調査事業では、富士通グループのクラウド技術を活用することで、ネットワークを通じて各車両の車載端末から情報を収集し、効率的な削減効果を把握・測定する。

経産省、地球温暖化対策技術を海外で普及するため15プロジェクトを採択(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030402.html

登録日時:2011/02/15 06:00:15 AM

English  

 

参照元

経済産業省の「平成22年度 地球温暖化対策技術普及等推進事業」
第2回公募事業を受託
http://www.nittsu.co.jp/press/2010/20101025-2.html


 

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