エネルギー・地球温暖化

2011年01月27日

 

東電、ベトナムへ110万V送電システムを提案するための調査実施

Keywords:  省エネ  企業(非製造業)  環境技術 

 

東京電力は2010年10月4日、経済産業省公募の「低炭素型・環境対応インフラ/システム型ビジネスのコンソーシアム形成等支援事業(ベトナムにおける電力分野の基本設計書作成)」に応札し、採択されて受託契約を締結したと発表した。ベトナムにおける110万ボルト(UHV)送電プロジェクトに関する基本設計書の作成および実現可能性調査を行う。検討期間は10月から2011年2月末。

ベトナム南部に位置するホーチミン市を中心に見込まれる大幅な電力需要の増加を踏まえ、原子力や石炭火力など多数の電源設備の建設が同市から約300km東側の沿海部に計画されており大容量の送電線が不可欠となる。

日本が技術と運用経験を有するUHV送電システムなど、高効率・環境配慮型の電力供給システムの構築を同国政府および電力公社へ提案するもので、同プロジェクトの概略設計、実施スケジュール・工期予測、コスト予測等による実現可能性の検討を実施する。また、将来的に導入可能性のある地中送電システム等の提案を行う。

同社は、同国の石炭火力に対して超々臨界圧型石炭火力の導入を提案し、実現可能性の検討も行っている。詳細は下記のJFS記事を参照。
http://www.japanfs.org/ja/pages/030402.html

登録日時:2011/01/27 06:00:15 AM

English  

 

参照元

「低炭素型・環境対応インフラ/システム型ビジネスのコンソーシアム形成等支援事業(ベトナムにおける電力分野の基本設計書作成)」の実施について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/10100401-j.html


 

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