エネルギー・地球温暖化

2010年11月04日

 

住友商事 ニュージーランドの地熱発電所の建設工事を完了

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業) 

 

総合商社の住友商事は2010年5月17日、ニュージーランドのヌアワプルア地熱発電所(140MW)の建設工事完了を発表した。ニュージーランド国有電力会社マイティ・リバー・パワーから受注したもので、設置された富士電機システムズ製の蒸気タービンは、2010年5月現在、単機の発電容量としては世界最大。5月15日の開所式には、ニュージーランド首相のジョン・キー氏も出席した。

同発電所は、ニュージーランド北島中部のタウポ火山帯に位置している。2008年3月に契約締結され、同年5月より約2年かけて工事が行われた。富士電機システムズは、2009年2月のインドネシアのワヤン・ウィンド地熱発電所(110MW)に続き、単機容量で世界最大の地熱発電用タービンを連続納入したことになる。

地熱発電は、化石燃料による火力発電に比べてCO2の排出量が極めて少なく、また風力や太陽光など他の再生可能エネルギーに比べ、天候に左右されず安定的に利用できるというメリットがある。このため、ニュージーランドなど地熱資源保有国において、今後地熱発電所の建設計画が更に進められると見られている。

ニュージーランドMighty River Power社向け地熱発電所建設工事が完工
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/2010/
20100517_100126.html

登録日時:2010/11/04 06:00:15 AM

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