2010年03月16日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(非製造業) 環境技術
三菱地所と出光興産は2009年12月9日、三菱地所の所有する「新丸の内ビルディング」のすべての使用電力を出光が供給する自然エネルギーで賄うことに合意したと発表した。これにより、新丸ビルのCO2排出量は年間約2万トン削減される見通しとなる。新丸ビルは、地上38階と超高層で商業施設とオフィスを兼ね備えた複合ビル。
需要地が、発電所から直接送られた再生可能エネルギー100%の「生グリーン電力」を通電するのは国内で初めて。出光は2010年4月より、青森県内の風力発電所などで発電した電力を電力会社保有の送配電網を使って、新丸ビルに供給する。
三菱地所と出光は、東京都、千代田区ならびに青森県が進める「再生可能エネルギー地域間連携」の仕組みに参加することを今後検討していく、としている。
日本初・CO2排出量ゼロの「生グリーン電力」の活用スタートへ
http://www.mec.co.jp/j/news/pdf/mec091209.pdf
登録日時:2010/03/16 06:00:15 AM