2010年03月03日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(非製造業) 地方自治体
川崎市と東京電力は2009年12月3日、神奈川県川崎市の臨海部に2カ所合計出力約2万kWの太陽光発電所を建設するメガソーラー計画を共同で進める事業に関する基本協定を締結したと発表した。年間発電電力量は約2100万kWhの見込みで、太陽光発電所としては国内最大級となる。
(仮称)浮島太陽光発電所は、同市川崎区浮島町において川崎市が所有する約11ヘクタール(ha)の敷地に太陽光パネル(面積10ha)を設置、出力約7000kWで年間発電量は推定740万kWh。(仮称)扇島太陽光発電所は、川崎区扇島において東京電力が所有する約23haの敷地に太陽光パネル(面積20ha)を設置、出力約1万3000kWで年間発電量は推定1370万kWh。
両所とも2010年2月に工事を着工し、2011年度に営業運転を開始予定。川崎市は一部敷地の提供とともに本計画を通じた太陽光発電の普及啓発活動を推進する。東京電力は太陽光発電所の建設・運転を担当する。発電電力量は一般家庭約5900軒分の年間使用電力量に相当し、これによるCO2排出削減効果は年間約8900トンとなる見込み。
川崎市臨海部におけるメガソーラー発電の設置計画について
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/01/0111/
sansyutyoukon/20siryou/053-2sinene.pdf
川崎市臨海部におけるメガソーラー発電計画に関する基本協定の締結について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/09120301-j.html
登録日時:2010/03/03 06:00:15 AM