エネルギー・地球温暖化

2009年12月28日

 

三洋電機 充電式のLEDランタンを開発 ウガンダで寄贈及び販売

Keywords:  省エネ  企業(製造業) 

 

三洋電機は2009年9月15日、太陽エネルギーで発電したエネルギーを充電池にためて点灯可能なLEDライト「エネループ ランタン」を開発したことを発表した。同時に同社のインターネットサイトで、「世界の無電化地域に"あかり"を贈る。」プロジェクトを開始し、同製品をアフリカのウガンダ共和国に寄贈していくことを発表した。

ウガンダ共和国の電化率は、都市部の約20%に対し地方部では4%にとどまる(2008年政府開発援助調べ)ため、寄贈された「エネループ ランタン」は、周辺地域の子どもたちの家での勉強のために活用されるという。すでに9月14日には、ウガンダ共和国 ワキソ県 カキリ副郡ブワニカ村のバリバセカ中等学校で250セット分の寄贈式を開催している。

同製品は、太陽電池を搭載したソーラーチャージャー(発売時は別売)を利用し、太陽エネルギーで発電したエネルギーを、内蔵のニッケル水素充電池に充電して点灯する充電式のランタン。照明部分には、10年以上使用可能な1W高輝度LEDライトを使用。最大で約20時間の連続使用が可能だ。

同社では、ウガンダ共和国では10月から同製品の発売を開始し、その後、グローバルに販売国を拡大していきたいとしている。寄贈についても、今後もインターネットサイトのポイント数に応じて、250セットずつ行なっていきたい考え。

三洋電機 太陽光活用の充電器と使い捨てないカイロを発売(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024370.html
太陽の力で光る「エネループ ランタン」をウガンダへ寄贈
http://jp.sanyo.com/news/2009/09/15-1.html

登録日時:2009/12/28 06:00:15 AM

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