2009年06月08日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(非製造業) 地球温暖化
新日本石油は2009年3月3日、「住宅用総合エネルギーシステム」の実証拠点となるモデル住宅「創エネハウス」を横浜市港北区に完成し、一般住宅における実質的なカーボンフリー達成の実証を行うと発表した。
二階建て、延床面積160平方メートルの「創エネハウス」は、高断熱・高気密性能に加え、太陽熱利用や空気循環等による空調負荷の低減を図った先進的な住宅に、家庭用燃料電池「エネファーム」、太陽光発電(5.78kW)、蓄電池(9.36kW)等の最先端のエネルギー機器を設置しており、これらエネルギー機器の運転制御や状況確認をホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)により管理する。
実証試験では同社関係者が実際に居住し、複数のエネルギー機器の組み合わせにおける家庭のエネルギー消費動向についてデータを収集、また家族構成、ライフスタイル毎にその環境性、快適性、経済性について検証する。同社は蓄積されたデータをもとに、ライフスタイルに応じた機器の効果的・効率的な組み合わせや運転制御について開発を行い、有効な省エネ行動の提案を含めた「住宅用総合エネルギーシステム」の商品化を2010年度に目指す考え。
水素エネルギーを利用する世界最大の「福岡水素タウン」始動(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028693.html
登録日時: 2009/06/08 06:00:15 AM