エネルギー・地球温暖化

2009年05月19日

 

東京電力など、少人数世帯向けの「エコキュート」を開発

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

東京電力、デンソー、コロナの3社は2009年1月23日、少人数世帯専用の家庭用自然冷媒ヒートポンプ式給湯機「エコキュート」を共同開発したと発表した。「エコキュート」は、自然冷媒である二酸化炭素(CO2)を使ったヒートポンプシステムによって、大気中の熱を汲み上げ、給湯に必要な熱エネルギーとして利用するため、省エネ性や環境保全性が高い。

「エコキュート」を利用するには、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットの設置場所が必要なため、これまでは設置スペースに余裕のある戸建住宅を中心に導入されてきた。今回の開発では、貯湯タンク容量を従来モデルの300~460リットルから、少人数世帯(1~2人)の給湯使用量に適した185リットルにし、機器全体の大幅なスリム化を実現したことで、狭い場所での設置が可能となった。
さらに、入退去時の給湯機の給排水作業を簡素化できる給排水システムの開発により、オーナーや管理会社の作業負担も軽減でき、少人数世帯向けの賃貸集合住宅に導入しやすいモデルとなっている。同製品は、2009年7月からコロナが販売を開始する予定。

少人数世帯専用の家庭用自然冷媒(CO2)給湯機「エコキュート」の開発について
http://www.tepco.co.jp/cc/press/09012302-j.html
「オール電化と太陽光発電を標準装備した家を販売 住友林業」(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024642.html

登録日時: 2009/05/19 06:00:15 AM

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