交通・モビリティ

2009年04月19日

 

京都名産の竹を使って「竹かご型電気自動車」開発

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  大学・研究機関 

 

JFS/Bamgoo
Copyright 京都大学


京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)の主要プロジェクトの1つである京都電気自動車プロジェクトは2008年11月2日、京都の名産「竹」を用い、編組の技法で車体を構成した1人乗り「竹かご型電気自動車(愛称Bamgoo)」を開発発表し、試乗会を行った。

京都電気自動車プロジェクトは、先端技術と伝統文化・技術の融合により、京都発の環境に優しい電気自動車の提案・開発をめざしており、今回京都Neo西山文化プロジェクトの企画をもとに、京都の企業、研究所、京都市と共同で本自動車を開発した。

車体は竹のヒゴ(巾1センチ、長さ約2メートル)を約900本使い、東洋竹工(向日市)の職人が1ヶ月かけて製作した。また、一部自然塗料でもある漆を施してある。

Bamgoo(バングー)は、11月5日から京都大学総合博物館で、さらに12月13日、14日に行われた京都環境フェスティバル2008(パルスプラザ)にて一般公開された。同フェスティバルでは、「京都電気自動車プロジェクト@京大VBL」ブースの次世代自動車関係ゾーンに出展され 、すでに開発されていた京都風電気自動車(木製)、電動アシスト人力車とともに試乗会も行われた。

「竹かご型電気自動車(愛称Bamgoo)」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2008/081102_2.htm
http://www.toyo-bamboo.com/bamgoo.html

登録日時: 2009/04/19 06:00:15 AM

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