エネルギー・地球温暖化

2008年05月23日

 

富山県、農業用水路を活用した県営の小水力発電所建設へ

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

富山県は2008年1月4日、地球温暖化防止に貢献するとともに、エネルギーセキュリティー向上のため、立山町東大森に農業用水路を利用した県営の小水力発電所を建設すると発表した。農業用水路を利用した県営の発電所としては、全国2番目。

常願寺川から導水している仁右ヱ門(にえもん)用水路を利用して、仁右ヱ門用水発電所(仮称)を建設するもので、2008年4月着手し、09年12月運転開始する予定。有効落差24.46メートル、管路延長1400メートル、最大使用水量毎秒2.4立方メートル、最大出力460kWで、年間供給電力量は350万kWh。年間2600トンのCO2削減ができる。

事業費は8億7500万円で、うち4億円は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から補助金が出る。県では県内の小河川や農業用水路を利用した水力発電の適地探しの努力を続ける考え。



http://www.pref.toyama.jp/cms_cat/401010/kj00005064-012-01.html


http://www.pref.toyama.jp/cms_cat/401010/00005064/00171848.pdf
農業用水路で発電、落差を利用する実証試験開始 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/692-j
76の市町村 自然エネルギーで民生用電力需要をまかなう (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1899-j


登録日時: 2008/05/23 07:03:20 AM

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