2008年02月18日
Keywords: 環境技術 企業(製造業) 生態系・生物多様性
住友林業は2007年10月15日、世界初となるDNAによる個体識別技術の完成により、人工林を構成する同一品種の苗、植林木、丸太や合板などの木材製品をトレースできる基礎技術を開発したことを公表した。
本技術によって、複数の同一品種から構成され、且つ持続的管理を実施していると確認された人工林から出材された木材、またそれから加工された木材製品であることがトータルに科学的、客観的に証明できる。山元から最終消費者までのトレース精度が飛躍的に高まるほか、品質管理技術としての利用も期待できるという。
また、その識別方法は装置等の識別環境が整っていれば安易であり、識別期間も短く、費用面も安価であることから、広く利用されることが見込まれる。同社は今後、従来の実績を活かしつつ、優良樹種の開発・植林事業・科学な合法性証明を一体としたビジネスを展開していく考え。
http://sfc.jp/information/news/2007/2007-10-15.html
登録日時: 2008/02/18 10:49:11 AM
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