2008年02月08日
Keywords: 省エネ 交通・モビリティ 企業(製造業) 環境技術
三菱自動車は、ガソリンとCNG(圧縮天然ガス)の併用ができる軽自動車『ミニキャブ バイフューエル』を開発、2007年10月10日から発売を開始した。軽商用車の『ミニキャブバン』をベースに、エンジン等をCNGにも対応できるよう改造し、後席シート下にCNG用ガスボンベ(容量28L×2本)を搭載したもの。
CNG仕様車は、ガソリン車に比べて排出ガスがクリーンでCO2排出量が少ないという利点があるが、燃料供給面の課題を抱えていた。今回開発された複数燃料併用の軽自動車は、CNG利用によってCO2排出量が低減されるだけでなく、1回分の注油、充填で、ガソリンで632キロ、CNGで208キロと最大840キロの走行が可能になり、実用性が大幅に向上した。
同社は、この車がこれまで導入を見合わせていた潜在ユーザーの需要を喚起するものと期待している。
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pressrelease/j/products/detail1683.html
登録日時: 2008/02/08 09:23:02 AM
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