エネルギー・地球温暖化

2008年01月19日

 

東京都、「白熱球一掃作戦」をさらに強化

Keywords:  省エネ  地方自治体  地球温暖化  政策・制度 

 

東京都は2007年9月21日、家庭で使用される電気の2割弱を占める照明の節電を推進するため、コンビニエンスストア、スーパー、電気店と連携し、都民が電球形蛍光灯をもっと身近に購入できるようにすると発表した。都は「気候変動対策方針」において白熱電球を蛍光灯に交換を呼びかける「白熱球一掃作戦」を掲げており、この取組を強化するもの。

コンビニ各社は、電球形蛍光灯の取扱を実施し、各店舗への推奨を行う。スーパー各社は、売場拡大や割引セールの実施等により、電球形蛍光灯を積極的に販売する。電気店は消費者が購入する際に、電球形蛍光灯の省エネ性能等メリットを宣伝する。

都の説明によると、電球形蛍光灯(12ワット)は、価格的に1000円程度で、白熱電球(54ワット)の100円程度に比べ高いが、年間の電気代は1850円(1日5.5時間)節約になり、CO2発生量は78%減になる。また寿命は6倍の6000時間と長持ちする。

都としても、所有施設で現在使用している約2万9千個の白熱電球を、原則として2008年度末までに電球型蛍光灯に交換する考えで、1日2時間、年間220日使用するとして53.6万キロワット時、207トン-CO2の削減を見込んでいる。



http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/
09/20h9l200.htm



http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sgw/hakunetu/index.htm
国民運動を推進、めざせ!『1人、1日、1kg CO2削減』 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1880-j


登録日時: 2008/01/19 12:28:59 PM

英語記事はこちら


 


 

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