政策・制度・技術

2008年01月04日

 

マリン・エコラベル・ジャパンの認証 2008年に開始

Keywords:  政策・制度  企業(非製造業)  生態系・生物多様性  食糧 

 

日本の水産業に関わる400余りの団体・企業からなる業界団体である大日本水産会が、2007年内に日本独自の水産品認証制度「マリン・エコラベル・ジャパン(MELジャパン)」を立ち上げ、2008年から認証に乗り出すことになった。

近年、欧米を中心に海洋の環境保全、水産資源の保存を目指す認証機関の活動が広がりを見せ、日本でもこうした海外の認証機関のエコラベル認証を取得しようとする漁業者団体や、加工・流通に対する認証を受ける企業が現れてきている。消費者の意識も高まるなか、流通大手も含め、エコラベルが添付された商品を扱う店舗も増えている。

こうした社会意識の動きを背景に、同団体は、2005年にFAO(国際連合食糧農業機関)が定めた漁業およびその加工流通過程での管理に関するガイドラインに即しつつ、日本独自のエコラベル制度導入に向けて認証制度を検討してきたもの。



http://www.suisankai.or.jp/topics/topics07/pdf/topics011.pdf


京都のズワイガニとアカガレイ、エコラベル認証へ (関連のJFS記事)
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登録日時: 2008/01/04 07:18:11 AM

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