政策・制度・技術

2007年06月04日

 

リコーの再植林プロジェクトの「方法論」を国連が承認

Keywords:  政策・制度  NGO・市民  企業(製造業)  生態系・生物多様性 

 

リコーが進めてきたエクアドルのCDM(クリーン開発メカニズム)再植林プロジェクトの「方法論」が、ドイツのボンで開催されたCDM理事会にて2007年2月16日承認された。日本企業が単独で投資を行って進めている再植林プロジェクトの「方法論」が国連で承認されたのは、初めて。

実際に現地でプロジェクトを実施するのはエクアドルのNGOだが、小さなNGOだけではCDMとしてプロジェクトを国連登録したり認証を受けることが難しく、世界的なNGOのバックアップと、企業とのパートナーシップにより実現可能となった。

「方法論」とは、CDM事業において温室効果ガス削減の定量化やモニタリング方法などを定めるもので、CDM理事会による承認が必要。同プロジェクトは、世界的なNGOであるCI(コンサベーションインターナショナル)と同社との協力により進められている。



http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/environment/2007/0220.html


リコー、紙製品に関する環境規定を制定 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/390-j


登録日時: 2007/06/04 01:17:35 PM

英語記事はこちら


 


 

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