2006年12月18日
Keywords: 省エネ 企業(製造業) 企業(非製造業) 環境技術
松下電工と三井物産は2006年9月1日、共同で中国におけるビル省エネルギーエンジニアリング事業を本格展開するため、泰豪グループに属している「北京清華泰豪智能科技有限公司」に資本参画することで合意したと発表した。両社は、同日、北京清華泰豪智能の29.8.%の株式を保有する泰豪集団有限公司から全株を譲り受け、北京で調印式を行った。
北京清華泰豪智能科技は政府系ビル設備の分野ですでに実績のある泰豪グループのエンジニアリング事業を集約させ、従来から手がけていた空調制御システムに、松下電工の持つビル全体の省エネルギー効果を高める照明制御や動力監視・協調制御システムなどの最新の省エネルギーシステムや、三井物産の持つ環境ビジネスのノウハウを融合させることにより、業界トップの地位を目指す。
中国では、すでに多くのメーカーがビル空調制御システムの導入を開始しているが、空調に次ぐ電力を消費する照明器具やその他動力などの分野の省エネ対策が今後の課題となっている。
登録日時: 2006/12/18 07:01:13 AM
英語記事はこちら