エネルギー・地球温暖化

2006年11月23日

 

大阪府、遊休農地を利用してバイオディーゼル燃料を生産

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

大阪府は、使われていない農地を利用して菜の花を栽培し、収穫した菜種からバイオディーゼル燃料(BDF)を生産する実証実験を始める。遊休農地の活用と、環境にやさしい燃料の利用促進を同時にめざし、2006年9月から市民やNPOが土作りと種まきに取り組む。

大阪府では農家の担い手不足や高齢化により、農地面積は減少する一方で遊休地は増えている。2005年度の府内の農地面積は約1万4500ヘクタール、うち12%は遊休地で、農地に占める遊休地の割合はこの10年で7割も増えている。

計画では大阪府内の22地区の農地約10ヘクタールで菜の花を無農薬栽培し、2007年6月頃に菜種を収穫してBDFを製造する。府では1ヘクタール当たり約300リットルのBDFが作れると見込んでおり、府内のバスの燃料などに利用する予定。




登録日時: 2006/11/23 03:01:49 PM

英語記事はこちら


 


 

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