エネルギー・地球温暖化

2006年07月06日

 

新日本石油、水素エネルギー供給の基礎研究助成に基金創設

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  環境技術 

 

新日本石油は2006年4月4日、社会貢献活動の一環として、「公益信託ENEOS水素基金」を創設し、新たなエネルギーとして期待される水素エネルギーの供給に関する基礎研究に対する助成金の支給を開始すると発表した。

同社(委託者)は、総額15億円を拠出し、中央三井信託銀行(受託者)と公益信託契約を締結する。受託者は基金の管理・運用・助成事業の執行を行う。信託目的は、地球環境と調和したエネルギーである水素エネルギーの供給に関する基礎研究への助成を行い、もって水素社会実現に貢献すること。年間助成金額は、総額5000万円以内(1件当たりの上限は1000万円)。

助成する研究は、水素エネルギーの製造・輸送・貯蔵ならびにCO2固定化(化石燃料から水素を製造する際に副生するCO2を大気に排出しない技術)に関する技術分野で、独創的かつ先導的な基礎研究。

助成対象者は、大学や公的研究機関等、営利を目的としない国内研究機関に所属し、前記の研究を行う研究者。2006年度の助成期間は9月より1年間。公募を5月から6月末まで行い、当公益信託の運営委員会で審査し決定する。




登録日時: 2006/07/06 11:18:00 PM

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