2006年06月02日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(製造業) 地球温暖化 政府
2006年2月24日に開催された、第5回「エコレールマーク運営・審査委員会」で、商品2件と取組企業4件を認定することが決定した。エコレールマーク事業は、国土交通省が設置した「環境にやさしい鉄道貨物輸送の認知度向上に関する検討委員会」(通称:エコレールマーク検討委員会)において、導入することが決定されたもの。
エコレールマークとは、CO2排出量が自家用トラックの約1/45、営業用トラックの約1/8と、環境負荷の少ない鉄道貨物輸送を活用し、地球環境問題に積極的に取り組んでいる商品・企業であることを表示するマーク。
商品の認定基準は、500km以上の陸上貨物輸送または全陸上貨物輸送している商品で、数量または、数量×距離の比率で30%以上の輸送に鉄道を利用していること。また企業の認定基準は、500km以上の陸上貨物輸送または全陸上貨物輸送している企業で、数量または、数量×距離の比率で15%以上の輸送に鉄道を利用していること。
今回、製品としての利用が認定されたのは、キリンビバレッジの「キリン生茶」と「キリン アルカリイオンの水」、企業としての利用が認定されたのは、サッポロビール、キリンビバレッジ、北海道パーケット工業、東洋インキ製造。今回の決定でエコレールマークの認定を受けた商品は計5件、企業は計21件となった。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/08/080227_.html
鉄道貨物輸送に「エコレールマーク」の認定を開始 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1080-j
登録日時: 2006/06/02 07:03:33 AM
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