エネルギー・地球温暖化

2006年04月23日

 

東京都 都立大塚病院にESCO事業導入へ

Keywords:  省エネ  地方自治体  環境技術 

 

東京都は、都立大塚病院へESCO事業を導入すると発表し、2007年度からの運用開始に向け、2006年1月20日より事業者の公募を開始した。2006年度からESCO事業の運用開始を予定している東京都立広尾病院に続く導入となる。

省エネルギー改修工事費相当額を東京都が負担し、選定されたESCO事業者は契約時において、2007年度から2014年度までの8年間、エネルギー縮減により生じる利益を東京都に保証するものとする。

同病院は、入院用ベッド500床、外来患者1日1000人(2005年度予算)という規模で、東京都が実施した省エネルギー診断での試算によると、年間6500万円の光熱水費の縮減効果と25.3%の省エネ効果が見込まれ、これ以上の省エネ効果が得られることを事業の提案条件とする。また、既存の熱源機器の更新工事で、施設のCO2排出量をモニタリングできるシステムを持つ空調中央監視装置に更新することも事業内容に盛り込む方針。

東京都は今後も省エネ効果の高い施設について、計画的なESCO事業の推進に努める考え。




http://www.byouin.metro.tokyo.jp/jigyou/shouene/esco.html


登録日時: 2006/04/23 02:05:54 PM

英語記事はこちら


 


 

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