2006年02月12日
Keywords: 政策・制度 交通・モビリティ 企業(製造業) 政府
国土交通省は2005年4月より、鉄道貨物輸送を活用して、地球環境問題に積極的に取り組んでいる商品・企業であることを表示する「エコレールマーク制度」を導入し、認定商品・企業の募集をしていたが、同年9月20日の第3回エコレールマーク運営・審議委員会にて、エコレールマークの使用を3件の取り組み企業について認定した。
「エコレールマーク」は、環境にやさしい鉄道貨物輸送に取り組んでいる企業や商品であると認定されると、その商品やカタログ等に付けられるマーク。鉄道貨物輸送は、トラック輸送に比べCO2排出量が約1/8と、環境負荷の少ない輸送手段であるため、企業のモーダルシフトの取り組みをアピールし、消費者の環境意識を高めることをめざしている。
今回認定された企業は、ライオン、日清オイリオグループ、三菱電機リビング・デジタルメディア事業本部の3社。今回までで合計2商品、16企業がエコレールマークの認定を受けたことになる。
国土交通省は、エコレールマーク推進委員会を新たに設置し、荷主企業等に鉄道貨物輸送への取り組みの推進や消費者へエコレールマークの普及を検討していく考え。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/08/080922_.html
鉄道貨物輸送に「エコレールマーク」の認定を開始 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1080-j
登録日時: 2006/02/12 02:27:39 PM
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