政策・制度・技術

2006年02月08日

 

神奈川県、水源環境保全税条例を可決

Keywords:  環境技術  政府  生態系・生物多様性 

 

神奈川県議会は2005年10月5日、水源の森林保全・再生、河川の保全・再生の特別対策事業を推進するための財源として、県民税の超過課税の条例案を可決した。2007年4月より5年間の特例措置として新税が導入される予定。

水源環境の保全・再生は、将来にわたり取り組まなければならない課題であり、その施策は、継続的安定的に行う必要がある。景気の動向などに左右されやすい不安定な一般財源とは別に、水源環境保全・再生のための安定した財源を新たに確保することが必要であることなどから新税の導入が決定されたもの。

この税金は、水源環境保全及び再生のための事業専用の財源となり、税収の使途を明確にするための新たな特別会計および基金が設けられる。法人・個人からの寄附も受け付ける予定。県では県民希望者に新税制について説明し、意見を聞くための出前懇談会も実施している。




登録日時: 2006/02/08 02:28:38 PM

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