エネルギー・地球温暖化

2005年12月15日

 

愛知万博で家庭用燃料電池コージェネシステムの有効性、実証される

Keywords:  省エネ  大学・研究機関  環境技術 

 

都市再生機構とトヨタ自動車、アイシン精機、東邦ガスの4社は、愛知万博での実証試験によって、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの有効性を確認したことを2005年8月18日に中間発表した。

2005年2月より愛知万博の公式参加者用宿舎で、2台の家庭用燃料電池コージェネシステムで作る電気と熱を4住戸へ分配・供給するマイクログリッドシステムの実証実験をおこなった。その結果、マイクログリッドでは電気とガスを別々に供給する従来の方式に比べ、一次エネルギー消費量で約13%、二酸化炭素排出量で約23%の削減効果があることがわかった。

1戸に1台の家庭用燃料電池を設置する場合と比べても、CO2排出で約6%、省エネルギー性に関しては8%以上もの削減効果が得られた。今後は、給湯需要に合わせて制御することで、さらなる省エネルギー、CO2排出削減効果の向上を目指していく方針。



http://www.toyota.co.jp/jp/news/05/Aug/nt05_0807.html




登録日時: 2005/12/15 10:59:07 AM

英語記事はこちら


 


 

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