エネルギー・地球温暖化

2005年10月05日

 

京都のタクシー、風力発電で携帯電話充電サービス

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  環境技術 

 

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京都のタクシー会社エコロ二十一が、タクシーの天井灯に取り付けたプロペラで発電した電気を乗客の携帯電話充電用に提供するサービスを、京都議定書の施行に合わせて2005年4月1日より試験的に始めた。

プロペラに内蔵された発電機から車内のバッテリーに蓄電し、そこからシガーライターのソケットへ配電し、市販の携帯充電器を挿入して充電するしくみ。まず1台のタクシーに同サービスを導入しており、同年秋には同社の残り19台に改良タイプを搭載し、サービスを本格化する。

2002年に設立された同社は、基本方針の第一に環境への取り組みを掲げており、自社のタクシーを「エコロタクシー」と命名。アイドリング・ストップ機能付き特別仕様車を業界としては初めて全車に導入したり、自転車使用を支援するために専用キャリアによる自転車搬送サービスを行なうなどユニークな活動をしている。

また車内での乗客との会話で地球環境について個人ができることなどを話題にできるよう、社員の環境教育も重点的に行なっていることも大きな特徴である。




http://ecolo21.com/event/050401.htm




登録日時: 2005/10/05 09:42:04 AM

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