エネルギー・地球温暖化

2005年08月29日

 

セブン・イレブン 電力一括調達で年間コスト約5%削減

Keywords:  省エネ  企業(非製造業)  政策・制度 

 

セブン・イレブンは、2005年5月下旬より九州地区約700店舗が利用する電力を、三井物産を通じて一括調達に乗り出した。

同社は2005年4月からの電力自由化の規制緩和を受け、九州電力と結んでいた家庭用と同じ低圧契約(50キロワット未満)を、低価格である三井物産との高圧契約(500キロワット未満)に切り替えた。「低圧」と「高圧」との間には料金格差があるため、一店舗あたり年間平均電気料金約280万円の約5%を削減できる見込み。

三井物産が各店舗に「高圧」電力を引き込む電柱と「低圧」に変換できる変電設備を設置・管理し、九州電力など各地域の発電事業者から調達した電力を販売する。三井物産が国内で電力小売事業を手がけるのははじめて。

セブン・イレブンでは九州地区の取り組みを中部、近畿地区などに拡大し、電力料金の削減を進めたいとしている。





登録日時: 2005/08/29 09:42:57 AM

英語記事はこちら


 


 

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