2005年06月10日
Keywords: 省エネ 交通・モビリティ 企業(製造業)
日産自動車は、2005年2月21日、同社初の自社開発燃料電池スタックと、新たに開発した高圧水素容器からなる最新のFCV(燃料電池車)搭載技術を発表した。
発電部である燃料電池スタックについては、新開発の部品の使用などにより小型・高性能化を図り、約6割のスタック容積で、従来と同じ出力を実現。電極材料の改良により2倍以上の寿命を達成している。水素、酸素の流れを最適化することにより、発電できる温度領域を拡大した。
燃料である水素の容器については、従来の35Mpaから70Mpaと2倍の圧力に耐える高圧容器を開発したことにより、同じスペースで、水素貯蔵量を約30%増加させた。これにより航続距離を長くできる。同社では、車両評価を開始し、トータル性能と信頼性の向上を図る考え。
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2005/_STORY/050221-03.html
登録日時: 2005/06/10 02:54:53 PM
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