エネルギー・地球温暖化

2005年05月30日

 

100万人のキャンドルナイト2005、国内外に広がる

Keywords:  省エネ  NGO・市民  地球温暖化  政府 

 

「でんきを消して、スローな夜を」という呼びかけのもと、2003年の夏至の日に始まった「100万人のキャンドルナイト」が2005年にも開催される。今年で3年目、冬至も含めて5回目の開催となる。実施日は6月18日(土)-21日の夜8時-10時。環境省ともパートナーシップを組んでいる。

この「100万人のキャンドルナイト」は、有機農業運動などを展開している「大地を守る会」やNGO「ナマケモノ倶楽部」、JFS共同代表の枝廣淳子他、NGO関係者などが中心となって呼びかけたもの。

夏至の夜の2時間、電気を消して思い思いの時間を楽しもうというこの自発参加型のイベントは、「CO2削減」「反原発」といった政治的なメッセージを超えて幅広い共感を呼び、2004年の夏至には全国で推定600万人が参加。消灯に参加した大型施設も6000ヵ所を超えた。

今年も6月18日(土)、19日(日)を中心に各地で様々なイベントが企画されている。東京タワーなど、環境省が呼びかけている大型施設のライトダウンは19日を中心に行われる予定。

「家族」「恋人」「平和」「地球環境」「スロー」「省エネ」「ライフスタイル見直し」「温暖化」「CO2削減」「星の美しさ」など、それぞれが思い思いの立場で参加できる「広場」のようなムーブメントは政府・自治体、企業、市民の枠を超え、大きなトレンドとして定着しつつある。

今年は「くらやみのウエーブ」を地球大に広げようと、海外にも広く参加を呼びかけている。



http://www.candle-night.org/jp/




登録日時: 2005/05/30 10:57:49 PM

英語記事はこちら


 


 

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