2004年04月28日
九州電力は、2004年2月18日、大分県の八丁原地熱発電所の敷地内に建設した八丁原バイナリー発電施設(出力2,000kw)の実証試験運転を開始したことを発表した。
地熱バイナリー発電は沸点の低い媒体物質でタービンを回す発電方式で、比較的温度の低い熱水も電力源として利用できる。八丁原バイナリー発電施設では、タービンを駆動する作動媒体として、フロンや代替フロンではなく、国内の地熱発電所として初めて、炭化水素系のペンタンを使用。
今後2年間、実証試験運転をおこない、耐久性や経済性等を確認。実用化できれば、国内初の地熱バイナリー発電実用機となる。
登録日時: 2004/04/28 05:40:21 PM
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