生物多様性・食糧・水

2004年04月05日

 

秋田県で、子どもと考える伝統食と地産地消

Keywords:  食糧  NGO・市民  市民社会・地域 

 

JAあきたの女性組織フレッシュ協議会は、2003年12月6日、秋田市市内で「食を考える集い」を開いた。農に関わる女性として、JAフレッシュが未来ある子どもたちのために食について一緒に考えようと、小学生とその母親たちに呼びかけたもの。約100人が参加した。

まずは、料理研究家の今泉久美氏による講演「家族の元気は食卓から」で、保護者に向けて身体に良いものを意識して食べることの大切さを強調。また子どもたちには、フレッシュ部員が手作りの紙芝居「みどりちゃんちのきりたんぽ鍋」で地産地消など食の大切さを訴えた。

最後に、子どもたちが伝統料理"きりたんぽ作り"を実習した。料理研究家の指導の下、炊き立ての県産「あきたこまち」を半分つぶした状態にし、それを割り箸につけて焼くまでを体験した。いろいろ工夫をしたり、苦労しながら作った後は、自分たちの作ったきりたんぽ入りの鍋を楽しんだ。

参加した小学生が「これから食べ物を買う時は、表示を見て買うようにします」と話すなど、子どもたちも食や地元の農業について何かを感じ取る機会になったようだ。





登録日時: 2004/04/05 09:55:15 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ