2004年02月05日
Keywords: 省エネ 交通・モビリティ 化学物質 政府
国土交通省は、2003年9月末時点の国内の低公害車の保有台数が約575万台であり、全保有台数の約11.4%を占めていることを12月9日、明らかにした。
低公害車として認定されるのは燃費が良く、排ガス中の有害物質が少ないもの。現在、電気自動車、メタノール車、圧縮天然ガス(CNG)車、ハイブリット自動車、低排出低燃費のガソリン車の5種が低公害車に指定されている。
粒子状物質、窒素酸化物、ホルムアルデヒドなどの排出量を測定し、その結果を車種ごとに決まっている最新の排ガス規制値と比較し、25%以上50%未満低減したものは「良ー低排出ガス」、50%以上75%未満低減したものを「優ー低排出ガス」、75%以上低減したものを「超ー低排出ガス」と3区分で認定している。低公害車として認められた自動車にはどの区分であるかが一目でわかる低公害車認定ステッカーが貼られている。
新車登録に占める低公害車の割合は2000年下半期では21.1%だったが2003年の上半期には64.0%へと3倍に増加し、新車登録の3台のうち2台は低公害車という状態になった。国交省が2001年度から「自動車グリーン税」を導入したことから売れ行きが伸び始め、この調子でいくと2010年までに1000万台普及という目標も数年前倒しで達成できる見通し。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/091209_2_.html
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/09/091209_2/01.pdf
登録日時: 2004/02/05 11:45:20 AM
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