2003年09月27日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(非製造業) 地方自治体
北海道瀬棚町に日本初の洋上風力発電施設が建設されている。2004年2月完成予定で、出力600kWの風力発電機2基を設置する。計1200kwの電力は2004年4月より北海道電力に売電し、年間5000万円の収入を見込んでいる。<br><br>強風が安定して吹く洋上は、陸上に比べてより多くの発電量が期待できる。瀬棚港は冬の季節風、夏のやませ等により年平均風速が7.9m/sと極めて高く、風力発電の立地条件に恵まれている。<br><br>瀬棚港の東外防波堤の背後、水深約13mの海上に基礎を作り、約285mの間隔で風車2基を設置し、陸上の変電設備と約1.2kmの海底ケーブルで接続する。<br><br>町では、洋上風車がクリーンなエネルギーによる地球環境の改善と地域の活性化につながると期待している。<br><br><br>
登録日時: 2003/09/27 11:51:50 AM
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