日本自然エネルギー、マイクロ水力発電事業を新規展開

自然エネルギーによる発電を受託する日本初の「グリーン電力証書システム」の事業を展開してきた日本自然エネルギー株式会社は、上下水道などの未利用水力資源を活用したマイクロ水力発電事業を新規展開することを決めた。

日本には、上下水道等、既存の水利用施設の中でエネルギーとして活用されていない水力資源が約40万kW存在すると試算されている。これまでは経済性等の面で活用が進んでいなかったが、低コストかつメンテナンス性に優れた発電システムの開発や、資源を保有する自治体等との共同事業スキームの整備により、事業としての展開が見込める状況になってきたもの。

同社では、未利用水力資源のうち約２万5000kW（発電電力量として、1.5億kWh／年）を利用する発電事業をめざす。総建設費は50億円程度。発生した電力の売電収入により年間約10億円の売り上げを見込んでいる。



http://www.natural-e.co.jp/info/pdf/H15.3.25press.pdf




登録日時: 2003/06/12 09:43:05 AM

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