エネルギー・地球温暖化

2003年03月31日

 

燃料電池コージェネレーションシステム、実用化に向けて一歩前進

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  地球温暖化  環境技術 

 

荏原バラードと東京ガスは、家庭用1kw級固体高分子形燃料電池(PEFC)を用いたコージェネレーションシステム装置を開発した。東京ガスの天然ガスから水素を生成する燃料改質技術と、荏原バラードのPEFC開発技術を結集したもの。

荏原バラードが1年前に開発した試作機と比較して、熱回収効率が47%から58%に向上したことで、総合効率は92%となった。一方、容積は約17%小型化することに成功。また、東京ガスが2000年10月に発表した従来の開発品に対し1/2の軽量化を実現している。

今回の開発により、高効率化と省スペース化を進めることができ、分散型電源として家庭用の電力と熱需要をまかなう設備のコストダウンと、一次エネルギーの削減、二酸化炭素や窒素化合物など地球環境負荷の低減に役立つことが期待される。2004年の商用機発売へ向けての技術が一歩進んだ。




http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20030130.html


登録日時: 2003/03/31 09:59:22 PM

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