野生動植物の生命の尊さや、人と人との間にある、人種や文化など、さまざまな多様性を尊重することを学びます。
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足立直樹氏
(サステナビリティ・プランナー、株式会社レスポンスアビリティ代表取締役)
東京大学理学部卒、同大学院修了、理学博士。国立環境研究所で東南アジアの環境科学の研究に従事した後に独立。持続可能な社会の構築を目指し、多くの先進企業の環境経営やCSRのコンサルティングを行う。アジア各国におけるCSRの状況に詳しく、地域社会と地球環境の持続可能性を高める企業経営の推進を支援している。企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)事務局長、日本生態学会常任委員、ナチュラル・ステップ・ジャパン理事なども兼務する。
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南正人氏
(ワイルドライフコミュニティ研究所代表)
1957年生まれ。理学博士。専攻は動物社会生態学、特にニホンジカの行動生態学。宮城県の離島で150頭の野生シカに名前をつけ、19年間観察を続けている。1993年(株)星野リゾート入社、エコツアー・環境教育部門ピッキオの責任者、(株)ピッキオ代表を経て、2008年、ワイルドライフコミュニティ研究所設立。軽井沢で、クマなどの保護と被害防除に取り組む。
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飯島博氏
(NPO法人アサザ基金代表理事、霞ヶ浦北浦をよくする市民連絡会議事務局長)
中学生時代に水俣病などの公害事件を知り、自然と人間の共存について考え始める。1995年から湖と森と人を結ぶ霞ヶ浦再生事業「アサザプロジェクト」を推進。湖岸植生帯の復元事業や外来魚駆除事業、流域の谷津田の保全などを、地域住民、学校、企業や行政と協働で「市民型公共事業」として取り組み、100年後には「トキ」の舞う霞ヶ浦を目指す。『よみがえれアサザ咲く水辺』など編著書多数。
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田村太郎氏
(ダイバーシティ研究所代表)
兵庫県生まれ。阪神大震災で被災した外国人への情報提供を行うボランティア活動を機に「多文化共生センター」を設立。日本における多文化共生社会の形成に長く携わる。2007年1月に「ダイバーシティ研究所」を設立。CSRやNPOをキーワードに、多様性を組織や地域の力につないでいくための提言や調査研究活動を展開している。
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家本賢太郎氏
(株式会社クララオンライン代表取締役社長)
1981年生まれ。11歳でパソコンやネットワークに関心を持ち、15歳でクララオンラインを設立。14歳で脳腫瘍の摘出手術を受けた際に車椅子生活になるも、18歳で奇跡的に運動神経が回復し車椅子が不要に。1999年1月、米Newsweek誌にて「21世紀のリーダー100人」に選ばれている。2007年3月早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。
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竹信三恵子氏
(朝日新聞編集委員)
経済部記者、シンガポール特派員、学芸部次長などをへて2007年4月から編集委員(労働・ジェンダー担当)。2005年まで内閣府男女共同参画会議専門委員。少子化と女性労働、非正規労働者と貧困、ワークライフバランスなどくらしと労働の接点について問題提起を続ける。主著に『ワークシェアリングの実像』(2002年、岩波書店)など。
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上條直美氏
(立教大学異文化コミュニケーション研究科特任准教授)
東京YMCA、NGO、明治学院大学国際平和研究所などを経て現職。NPO法人開発教育協会副代表。共著に『地域から描くこれからの開発教育』(新評論)、『開発教育―持続可能な世界のために』(学文社)、『ワークショップ版世界がもし100人の村だったら』(開発教育協会)など。
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長谷川修氏
(「レラの会」代表、「アイヌウタリ連絡会」事務局長)
北海道生まれ。東京の鶴川農村伝道神学校を卒業後、鳥取の教会を拠点に社会問題に取り組む。アイヌ民族グループ「レラの会」代表。首都圏のアイヌ団体でつくる「アイヌウタリ連絡会」事務局長。現在、山梨県在住。建設業の傍ら、自然農にも取り組む。
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日比野純一氏(株式会社エフエムわいわい代表取締役、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会)
新聞記者を経て、救援ボランティアとして向かった阪神・淡路大震災の避難所で、言葉の壁からくる被災住民同士の対立を目の当たりにしたことをきっかけに、多言語で生活情報を伝えるコミュニティ放送局「FMわいわい」を開局。神戸市長田区を拠点に、新しい市民メディアを活用した多文化・多民族社会のまちづくりに取り組む。
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森哲郎氏
(しあわせ創研代表)
投資情報誌・経済雑誌記者経て、ISO 14001の審査、環境・社会報告書審査やCSR関連のコンサルティングに従事。2006年4月に独立。環境主任審査員、中小企業診断士、中央大学大学院兼任講師(環境会計・環境監査を担当)。ゆるやかな菜食料理を実践し、食や心の面からも環境問題解決への糸口を模索。著書に『アメリカの環境スクール』『CSR入門講座―推進組織体制を構築する』など。
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村田早耶香氏
(NPO法人かものはしプロジェクト共同代表)
1981年生まれ。2001年、「第2回 子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議」若者代表。大学在学中の2002年、「児童買春という悲劇をなくしたい。世界の子どもたちが笑って暮らせる世界を創りたい」と、仲間と共に「かものはし」を創業。日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」リーダーシップ部門、国際青年会議所「TOYP (TheOutstanding Young Person)」(2007年)などを受賞。
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辻信一氏
(文化人類学者、環境運動家)
明治学院大学国際学部教授。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表。NGOナマケモノ倶楽部の世話人を務めるほか、「スロ-」や「GNH」というコンセプトを軸に環境文化運動を進める。ナマケモノ倶楽部を母体として生まれたビジネスにも取り組む。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』『GNH―もうひとつの"豊かさ"へ〜10人の提案』など。