生物多様性・食糧・水

2014年05月22日

 

第9回エコツーリズム大賞、針江生水の郷委員会が大賞を受賞

Keywords:    NGO・市民  生態系・生物多様性 

 

写真:かばた
イメージ画像:Photo by wakamoana Some Rights Reserved.

環境省は2014年2月6日、日本エコツーリズム協会と共催する第9回エコツーリズム大賞で、応募総数57件のなかから、滋賀県高島市の針江生水の郷(はりえしょうずのさと)委員会が大賞に選ばれたと発表した。湧き水を生活用水として使う伝統的な水文化を活用した町の活性化と環境保全の取り組みが高く評価された。

エコツーリズム大賞は、エコツーリズムに取り組む事業者、団体、自治体などを対象に、優れた取組を表彰し、広く紹介するもので、2005年度から実施されている。

今回大賞を受賞した針江生水の郷委員会は、家々に湧き出る水と家々の間を流れる水路を組み合わせて利用する「川端(かばた)」を中心に、地区を流れる針江大川やびわ湖に至るまで様々な水との関わり、針江地区全体を「針江里山水博物館」として紹介。町づくり委員会の一員として地域活性化に関わり、身近な自然環境の保全を促す機会づくりに取り組んでいる。

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