2014年04月28日
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立命館大学は2013年12月5日、理工学部の道関隆国教授の研究グループがLED発電を利用し、使用時にのみ機器が起動するゼロ待機電力起動回路を世界で初めて開発したと発表した。
従来の電池駆動のワイヤレス機器の端末には信号を検出するセンサが必要であり、センサの待機電力が大きいため、電力の無駄な消費を防ぐために未使用時にはスイッチを切る必要があった。
本研究では、機器の電子回路を工夫することにより、待機電力を限りなくゼロにできる外部ON/OFFスイッチのない「ワイヤレスマウス」と「リモコンカー」を開発。1日3時間マウスを利用したと仮定すると、従来製品よりも約2倍の電池の持ち時間を実現することができる。
今後、テレビやエアコンなどのワイヤレス機器を利用した家電や、ビデオゲーム本体の受信機などへの応用も期待できるとしている。