政策・制度・技術

2014年01月13日

 

理化学研究所など、超高解像度の全球大気シミュレーションを実現

Keywords:  環境技術  大学・研究機関 

 

Global_Atmospheric_Simulation Global_Atmospheric_Simulation
Copyright 理化学研究所 All Rights Reserved.

理化学研究所計算科学研究機構、海洋研究開発機構、東京大学大気海洋研究所の協同研究チームは2013年9月20日、スーパーコンピュータ「京」を使った水平格子間隔1km未満の超高解像度の全球大気シミュレーションを行うことに成功したと発表した。

これまでの全球大気のシミュレーションでは、水平格子間隔3.5kmが最高解像度であり、より高い解像度で正確に大気の状態を分析できる手法の開発が待たれていた。

今回の成功により、積乱雲の詳細な表現が可能となり、甚大な被害をもたらす積乱雲群である台風や、集中豪雨などの発生メカニズムの解明、雲の気候への影響の研究などに寄与できるほか、災害対策を含めた天気予報の精度向上に貢献できるとしている。

English  

 

 

このページの先頭へ