交通・モビリティ

2013年11月22日

 

産総研 モビリティロボットによる移動支援サービスの実証試験を開始

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産業技術総合研究所は2013年9月4日、モビリティロボットシェアリングシステムを開発し、同研究所-つくば駅間の立ち乗り型モビリティロボット(セグウェイ)による移動支援サービスの実証試験を、茨城県つくば市と共同で開始することを発表した。

同研究所は、セグウェイにGPSなどの各種センサーや情報提示装置を搭載し、予約システムや動態管理システム、充電ステーションとの連携により自動的に貸出・返却が可能となるシェアリングシステムを開発。2013年9月から2014年3月までの試用期間に、充電ステーションを拠点に、同研究所の職員が出張時等に利用し、ビジネス用途でのシェアリング運用に関する各種データを取得・蓄積・解析し、運用システムの検証や実用化可能性を検討する。さらに情報インフラを活用した移動支援サービスのモデルケースを提示することをめざす。

ロボット技術を活用したセグウェイは、個人移動手段として環境に優しく、利便性の向上も期待できる。低炭素社会の実現に向けた地方自治体の「コンパクトシティ構想」においては、市街地中心部での有望な移動手段として注目されている。

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