政策・制度・技術

2013年08月09日

 

「環境モデル都市」 つくば市、新潟市など新たに7都市が選定

Keywords:  政策・制度  地方自治体  政府 

 

Eco-Model_City_Niigata
新潟市を包み込む田園の様子
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内閣官房は2013年3月15日、茨城県つくば市、新潟県新潟市、岐阜県御嵩町、兵庫県神戸市、兵庫県尼崎市、岡山県西粟倉村、愛媛県松山市の7都市を「環境モデル都市」に追加で選定したことを発表した。新潟市の提案する都市と農村の連携を掲げた田園都市の視点など、他都市への普及を考えるうえでモデル性も高いものが含まれている。

「環境モデル都市」は今後目指すべき低炭素社会の姿を具体的に示すために温室効果ガスの大幅削減など高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする自治体。これまでに13都市が選定され、それぞれの都市が削減目標達成のため具体的アクションプランを策定、毎年前年度の取組の進捗状況と取組評価の公表及び温室効果ガス排出量等のフォローアップを行っている。

2013年2月には13都市の取り組みに対しての評価が行われ、評価が高かった北九州市ではスマートコミュニティ創造事業や城野ゼロ・カーボン低炭素先進街区形成事業、アジア低炭素化センターを基点とした海外支援、ビジネス展開、国等の機関による洋上風力発電の実証など着実に事業を進めているため、更なる排出量削減が期待できるなどの評価を受けた。

この環境モデル都市の選定・評価のための委員会には、JFS代表の枝廣淳子も委員として参加した。

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