交通・モビリティ

2013年11月06日

 

さいたま市とHonda 超小型モビリティ社会実験プロジェクトを共同開始

Keywords:  交通・モビリティ  企業(製造業)  共生社会  地方自治体 

 

さいたま市と本田技研工業、本田技術研究所は2013年7月18日、「新たなモビリティ開発×まちづくり連携」をコンセプトとした共同事業計画を発表した。同 計画は同年6月に国土交通省の「超小型モビリティの導入促進事業」に事業採択されており、主に都市部での移動に関するさまざまな課題に対 して、社会システムとして求められる超小型モビリティの使い方やニーズを探索するための社会実験を行っていく。

実験ではHondaが開発した超小型EV(電気自動車)を活用し、高齢者層に対する近距離圏内での日常的な移動支援、通勤や業務を 目的としたカーシェアリングのほか、家庭用蓄電池としての価値など、さまざまな用途での可能性を検証する。またこれらを実現するためのイ ンフラ整備を含めた街づくりについても検討していく。

さいたま市は、持続可能な社会の構築と低炭素都市の実現に向けて、これまでにもEV普及施策を多様なステークホルダーとの連携により推進してきてい る。Hondaは、既に熊本県および沖縄県宮古島市と超小型EVを用いた社会実験を行うための包括協定を締結、具体的な検討を進 めており、今後はさいたま市を含め3つの自治体と共同でそれぞれの地域にあわせた取り組みを2013年秋から行う予定。

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