学生団体SOLA　農家と消費者を近づける「農家の八百屋PRプロジェクト」

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「日本の農業に一生を賭ける！」を合言葉に、農業に関心の高い学生が集まり、2006年から活動している学生団体SOLAは2012年度に、青果の都心型直売事業「農家の八百屋」を展開するLIT株式会社と合同で、「農家の八百屋PRプロジェクト」を実施した。

同プロジェクトは「農家の低所得傾向」「生産者と消費者のつながりの希薄化」「都市部での小売店を中心とするローカルコミュニティの不在」という３つの問題意識に対するアプローチとして「農家の八百屋」事業をPRするもの。「農家の八百屋」新聞を発行しているほか、お客様を対象に店頭でのセミナーや農家訪問ツアーの開催を企画。

問屋等の従来の仲介業者を通さないことで農家と消費者の距離を近づけるほか、農家にとっては支援手数料を負担するものの希望小売価格で販売でき、消費者にとってはより鮮度の高い商品が低価格で得られるというメリットがある。

今後は、都心部の八百屋を活性化できるプロジェクトの実施も視野に入れている。