政策・制度・技術

2013年02月15日

 

高温超電導ケーブル実証試験を開始

Keywords:  環境技術  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

東京電力、住友電気工業、前川製作所は2012年10月29日、NEDOの「高温超電導ケーブル実証プロジェクト」で、高温超電導ケーブルを電力系統に連系する、国内で初めての超電導送電の実証試験を開始したことを発表した。

同プロジェクトでは、超電導ケーブルを社会の重要なインフラである電力供給システムに適用するために、これまでのNEDOの技術開発によって得られた超電導ケーブルの開発成果などを踏まえ、冷却技術などを統合する超電導ケーブルシステムを構築していく。

同事業を通じて開発された超電導送電を可能とする世界最大容量(20万kVA級)の3本の高温超電導ケーブルコアを1つの断熱菅の中におさめた構造の三心一括型の超電導ケーブルを、東京電力の旭変電所(神奈川県横浜市)内に全長約240メートルにわたり設置、液体窒素を用いた冷却により超電導状態を維持し、電力系統に連系することでケーブルの実系統での運用性や信頼性、安定性を検証する。

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