政策・制度・技術

2012年12月25日

 

東急不動産、自社分譲マンションにエネルギー見える化システム機器を標準導入

Keywords:  環境技術  企業(非製造業) 

 

私鉄系総合不動産会社の東急不動産は2012年7月20日、今後分譲するマンションシリーズ「BRANS(ブランズ)」に、マンション向けインターネットプロバイダーのファミリーネット・ジャパンが提供するホームエネルギーマネジメントシステム(以下HEMS)機器「me-eco(ミエコ) 」を標準導入すると発表した。

同システムは、各家庭毎にエネルギー(電気、ガス、水道など)使用量やCO2排出量が見える化によりチェックできるほか、「省エネランキング」として世帯ごとのエネルギー使用量の表示や、省エネに役立つアドバイスメールの配信、ホームオートメーション機能(外出先から照明や家電製品を制御することができる機能)も搭載し、家庭内の省エネ取り組みの習慣化を促す。

同HEMS機器は、同社が2011年夏に実施した「節電チャレンジサービス」において、実施家庭の約半数で3割以上の節電効果をもたらしており、環境と経済の両面において実効性あるサービスとの検証済み。同社は今冬以降首都圏で販売する物件に順次導入していく。

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