エコ・ソーシャルビジネス

2012年10月30日

 

積水化学 太陽光発電システム搭載の賃貸住宅を展開

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業) 

 

JFS/Japanese Home Builder Launches New Rental House Product with PV System
Copyright 積水化学工業株式会社


積水化学工業住宅カンパニーは2012年7月24日より、10kW超の太陽光発電システム(以下PV)を搭載する賃貸住宅の新提案「BIGソーラー」を全国(沖縄・積雪地域除く)で展開し始めた。同年7月からスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用する。

同社は1997年から戸建て住宅への太陽光発電搭載を進め、2011年末にその建設棟数は10万棟を超え、「ソーラー住宅建設棟数No.1」として、ギネス世界記録に認定されている。賃貸住宅の分野においては3年前から差別化の一環として本格的に搭載を開始した。

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」では、10kW以上のPVによる発電電力の買取価格が2012年度は1kWhあたり42円。買取期間も10kW未満は10年であるのに対して、20年間となり、PVを大容量化することで売電収入の増額が期待できる。

賃貸住宅市場では空室率が高まっているが、大容量PVで発電される電力を入居者の住戸に配分すれば光熱費削減メリットが生まれ、全量を買い取ってもらう場合でも、売電収入を共益費削減など入居者メリットに置き換えることで、結果的にオーナーの長期安定経営を支えることが可能となる。

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